テンションが上がる組織を下げるのが
経営者のお仕事でもあります。


人が集まり、
正しい考えと行動習慣を教え込むと、

自然と組織は活気あるものになっていきます。


ですがここで要注意、

上がる組織をそのまま放置しておくと、
上がった後にまた急降下し、


こぼれ出てくる従業員が出てきます。


ここにカバーに入る、
これでは手遅れとなります。


上がった組織をニュートラルな状態に戻す習慣をつけていなければ、
組織、経営は長くは続かないでしょう。

経営の美学は
どれだけながきに渡り、組織を運営していくか、

ゴールテープを勢い良く切る、ではいけません。
そもそもゴールして終わりではないのが経営です。


70パーセントで右肩上がり、


これを10年も20年も維持していかなければいけません。


日々のテンションで組織に熱があったり、
急降下して冷めていたりでは

テンションで動く組織となり
良い成長軌道は描けません。


エコカーとはいいませんが、
燃費を意識し、長く太い経営が出来る
組織を作り上げていく、

その為にも組織のモチベーションは
若干低め、これが望ましいでしょう。


基本的な人間の行動習性が組織にそのまま反映されます。


上がったテンションは急激に下がる。


やる気はあてにならないことと同じです。


ではどうやって組織をうまくコントロールするか、
それがシステムに隠されています。

ノウハウ習得を目標として、
日々、追求を組織内で志すと、

自然と改善を考える時間が多くなり、



組織は安定へと向かいます。



経営は管理ではありませんが、
組織をうまくコントロールしていく為にも
さまざまな工夫が必要であることを今一度考えてみましょう。



麻山工業株式会社 代表取締役 高尾瞬